【バレナシ】シーのピノキオ謎解きを幼児がクリアした話

「とらわれたピノキオを救い出せ！」を親子で体験してきました。

＜公式サイト＞
謎解きプログラム「とらわれたピノキオを救い出せ！」｜東京ディズニーシー｜東京ディズニーリゾート
（開催期間 2014/7/1-2014/7/31）

バレありレポはこちら
【ネタバレ】シーのピノキオ謎解きを幼児とクリアした話
http://misak.hateblo.jp/entry/2014/07/31/220000

--ネタバレなしのつもりですが、なにがバレになってしまうのかわからないので参加予定の方はご注意ください--

私には気弱で恥ずかしがりや身体も声も小さい未就学児の娘がいるのですが、「彼女の自己評価・自己肯定を高めること」を目的に今回のプログラムに参加しました。
そう！この大人向けの謎解きプログラムを解くのは彼女です！
（参考：彼女の能力は、ひらがな・カタカナ・数字の読み書きができる／アルファベットの読み書きはできないが、それがアルファベットだと認識できる／1桁の足し算・引き算を式を使って解ける／10ページくらいの短文の絵本を自身で読むことができる程度）

今回のプログラムは、謎解きキットを購入後、閉園2時間前までに謎を解いてゴールし、とらわれたピノキオを助けるというものです。
所要時間の目安は、2時間とのことですが、慣れている人なら30-60分だと思います。
今回は対象外の未就学児が解くので5-7時間を想定して当日のスケジュールを組みました。
（実際は2時間で終わってしまい、時間を持て余すことになるのは別の話…）

彼女に謎解きプログラムをさせる上で気をつけたのは以下の3つです
・問題を細かく区切り、少単位の成功・達成を繰り返すこと
・失敗をさせないこと
・時間を気にせず、彼女のペースに合わせること

3つのうち先の2つを行うためには、彼女より先に問題を解き、適切にリードする必要があります。
気分は、麻酔針が切れてしまい毛利小五郎を行動で操る江戸川コナンです。

もちろん、漢字もアルファベットも読めない人が解くわけですから、問題を噛み砕いてつたえる必要があります。

例えば、謎解きプログラムの公式サイトに掲載されている謎解きの例題3

http://www.tokyodisneyresort.jp/treasure/fantasy/riddle/tds_summer2014/ より

このまま解かせると失敗の確率が高いので、
「ここは何色かな？」「○色は英語でなんていうのかな？トッキュージャー（戦隊ヒーロー）にもいるね」「○○は英語でこう書くんだよ」「ABCの歌は歌える？」「じゃあこの言葉の○番目はなんだろう？」…といった風に解かせています。我が家では。
学習者の能力に合わせて問いかけ方を変えていき、適切な難易度調整をすれば、ひと目で「絶対無理だ」と思った問題を、自分の力で解かせることができるので「ワースゴイネー」でモリモリ自信がついていきます。我が家では。

私にとって今回の謎解きプログラムは非常に優しいものだったので、自身が解きながら娘を誘導することができたのですが、自信がない方は事前に1人で解いておくか、謎解きキットを2つ購入し、子どもが遊んでいる隙（キッズエリアなど）に適当な答えを書いてゴールし解答を手に入れるといいかと思います。

こんな感じで誘導して、娘の力でピノキオを無事救出（謎解きをクリア）しました。
当初は「ピノキオがつかまった？やだよ、私も怖いよ！お母さんが助けなよ！」と他人頼りだった娘も「私がピノキオを助けなきゃ！」と意識が変わり、解き進めるうちに「これ謎解きだね！本物の謎解きだね！助けなきゃ！ご飯食べてる場合じゃないよ！はやくピノキオ助けなきゃ！」とノリノリに。
クリア後は、ハイパーシャイな娘が知らない大人ともバンバンおしゃべりし、幼い行動もすることなく「ピノキオを助けられたんだから！」と自信にあふれキラキラと輝いていました。

ピノキオを自分で助けたことは娘の自信になったようで「ピノキオを助けられたんだからコレだってできるよ」っていう無敵の呪文ができた。一回も抱っこって言わなかった。これ買ってってごねることもなかった。新しいことに挑戦する勇気がわいていた。ピノキオ謎解きありがとう！
— ちぱのじこ (@noji_c) July 5, 2014